日向くんを本気にさせるには。




渡された着替えはわたしには大きいスウェット


「……そのままじゃほんと風邪引く。」


「あ、ありがと。」


「……案内するからついておいで。」


「うんっ。」


部屋を出てさっき見た長い廊下の
奥の方にバスルーム



「……ここね。自由に使っていいから。」


「あ、ありがとう。」


うわ…すっごい綺麗なバスルーム
まるで一流ホテルみたいにピカピカ真っ白


「……せっかくだから一緒に入る?」


「なっ!むりむり!!」


「ふっ…じょーだん。」


またバカにされてからかわれたぁ…



「…じゃ、ちゃんと身体温めるんだよ。」


「うん。」