「いいって。つか、お前クリームついてんぞ?」
「へ…?」
朔の指が近づいてきて
クリームを取ってそのままペロッと舐めた
「うわ…甘すぎだろこれ。」
「……っ、」
なんか今のは反則……っ
唇に触れた朔の指の熱が
胸の音を加速させる……
「ん、どーした?」
「な、なんでもない!」
やっぱりわたし変だよぉ……
なんかいつもの調子が戻ってこない
前までのわたしどーやって朔と自然に接してた?
「あー!ここにいちゃついてるカップルたちがいるー!!」
「わー!ほんとだぁ!ラブラブーー!」
し、しまった…ここ公園だった
見事に子供たちに茶化される始末…
「お姉ちゃん照れてる〜!」
「は、はぁ!?ちょ、な、何言って…」
ちょ、最近の子供はどーなってんの!?

