朔に言われた通りベンチに座って待つこと数分


「ほれ、買ってきてやったぞー。」


「ん?あっ、クレープだ!」


少し先にクレープ屋さん発見
朔そこまで買いに行ってくれたんだ



「お前、食いもんのことになるとテンション上がるんだな。」


「クレープ大好きだもーん。」



朔が買ってきてくれたのはイチゴと生クリームたっぷりのクレープ


わたしの好きなイチゴがたくさんだぁぁ



「デブになんぞ。」


「うるさい!女子に向かってデブ発言とか失礼だから!」


文句言いながらパクパク



「ふっ、美味いか?」


「うんうん、美味しいよ!あっ、でもちょっとまって。わたしお金払ってない」


「別に金のことなら気にすんなよ。俺が勝手に買ってきたんだし。」



いや、わたしがお腹鳴らしたから買ってきてくれたんだよね?


「わ、悪いから払う!!」


「いいって、別に。」


「よくないよくない!」