「ねぇ、雫?」
「ん?あ、美緒おはよー。」
下駄箱にて美緒と遭遇
「ちょっと、それどーなってんの?」
「ど、どーなってんのと言いますと?」
美緒の表情は朝だっていうのに眠そーな表情ひとつせず驚いた表情でわたしを見ていた
正確に言うとわたしたち…だよね
「なんで雫と咲坂くんが一緒に登校してきてるの?」
「あー、これは…」
「どうどう美緒ちゃん!俺たち仲のよさそーなカップルに見えたり??」
「ちょっとバカ朔は黙っててよ!あんたが口開くとややこしいことになる!」
「あ、あんたたち…まさかほんとに付き合って?」
「真に受けないで美緒!」
そのガチな顔でこっち見るのやめてよおおお……

