「ところで、これ、何?」


カズハがもう一度、ケータイを見せてきた。



『っ!!』

「こーれっ!!」

『えと・・これ・・は・・』



あの、階段での出来事だった。

今にもキスしそうな距離にいる

私とアイツの写真。