「本・・・」 『大丈夫。ここにある』 「よか・・った・・」 アイツはまた、静かになった。 『紫流っ!』 バタンッとドアが開き 白衣を着た男性と さっきのお手伝いさんが部屋に入ってきた。 私はさっと脇にどいた。