お前の隣は俺だから。




朝起きると、隣に薫が肘をついて枕がわりにして、ご機嫌悪そうに私を見下ろしていたことは、言うまでもない。



「まぁ、いいじゃん?
いつでも出来るでしょ??」



「お前は甘いんだよ。
聖なる夜だから、お前だってあんな態度だったくせに。

くっそ。葵のやつ、一生恨んでやる」



まぁまぁ…
そんなことで拗ねてる薫も可愛いわけで。


私は薫の頭を撫でようと右手を出すと



あれっ??なんか光った??



よくよく見てみると、薬指にリングが嵌められていた


サイズもピッタリ。



「薫…これ…!!!」



「サンタからのプレゼント


ったく。俺はお前をもらおうと思ってたのに


計画台無しだわ」



なんてガッカリしながらもすることはちゃっかり決めてくる薫。



「薫…大好きだよ」


そう言うと薫はひょっと顔を背けて


「おう。


……今はそっちにしか付けてやれねぇけど

いつかは絶対反対の手に付けるから」



なんて、言ってくれた


…………これってプロポーズ…だよね!!?




「薫…


もう。ほんと、大好き。愛してる」



私がそう言うと、ぎゅっと自分の胸に私を引き寄せて


「次はそんな言葉だけじゃなくて、ちゃんと貰うから覚悟しとけ」



なんて呟いた



薫はまだまだ子どもちゃんなんだね。



だけど、そーゆうところも大好き♡


ずっと一緒にいてね…薫



・☼*゚Fin☼*゚・*