そう思ってちょっとやきもち焼きながらイライラしていると、
私には可愛い男の子たちがたくさん集まってきた



「となかいーー!」
「やあぁーーーー!」




かわいい~♡♡


さっきまでの私の醜い気持ちが恥ずかしくなるぐらいちっちゃい子が可愛くって可愛くって。




私は男の子たちと夢中で遊んだ



ちっちゃい子たちは可愛いけど手加減を知らない。


私に思いっきりパンチしたりキックしたりするから、さすがに私もダメージをくらった



「いててて……」



私が本気で痛がってるのを見て、薫が心配したのか私の近くまで来てくれた。



「おい。大丈夫かよ。」



「大丈夫!あの子達に悪気はないから。」



私がそう言うと、薫は呆れた顔をして男の子たちを私の周りに集めた




「いいか?
お前らがパワーいっぱいに、お姉さんをパンチしたり、キックしたりすると、お姉さんどうなると思う??」



「いたいー??」
「こわいーー??」


「そう。
お姉さん、痛がってるぞ??」



薫がそう言うと、反省したのか、みんなで心配そうな顔をして私の痛いところをさすってくれた