まだ完璧に納得したわけじゃないけど、



まぁ、いいや?



結果的に、薫とは一緒にいられるわけだしね?




そう自分に言い聞かせて、私は必死に材料を運んで、材料を切った



にしても、このトナカイ暑いし動きにくい!




なんで薫は何も着てないのよ!普通ここはサンタでしょサンタ!!




心の中で薫に向けてべーっと舌を出した




大量の具材を切り終えると、これで私の仕事は終了



あとは、保育園の先生たちがカレーにしてくれる



だから、私は薫のもとに……



って思ったけど。



うん。薫の魅力は保育園児にも分かるのかな?



たくさんの女の子たちが薫から離れようとしない



そんな様子を見て薫は、見たこともないくらい優しく微笑んで女の子たちの頭を撫でたり、だっこしたり、おんぶしたり…


しまいにはほっぺにちゅーまでしてる。




ちょっと~〜チビども!!!
今日のそこのポディジョンは私なのにぃ~!