は、いいが何だここは。
壁は落書きだらけだわ、窓ガラスは割れて
るは、男のむさ苦しい叫び声は聞こえるは…
まさか、と思いながら奏兎さんを睨み付け
る。
奏「あー、言ってなかったっけか。ここ不
良校だから。」
麗「は?聞いてないんですけど。」
奏「ごめんって。だから、そんな睨むな
よ。」
ごめんじゃねーよごめんじゃ
そんなことを言いながら行かないと駄々を
こねる私を、ヒョイっと持ち上げて奏兎さ
んは歩きだした。
おろせぇっっっという私の声にその場にい
た全員が振り返ったのは言うまでもない。
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