「ねぇねぇ、5組のイケメン知ってる?」
そうクラスメートに聞かれたのが、私とアイツの出会いの始まりだった。

~中学1年生の冬~

「ねぇねぇ、5組のイケメン知ってる?」
そう私は、クラスメートの麻友に聞かれた。

「ごめーん!知らないや。急にどうしたの??」

「いや、もうすぐバレンタイじゃん?告白しようと思って///」

「え!うそ!その人のことが好きなの!?」
(その時、私は好きな人がいて、その子も私と同じ人が好きだと思ってました(笑))

「うん/// それでね、紗那ちゃんに手伝ってほしい事があるの。」

「なになに?」

「あのね、告白するとき一緒についてきてほしいの。」

「え!私なんかでいいの??」

「紗那ちゃんがいいの!」

「よし!わかった。絶対成功させようね!」
そして、バレンタイン告白大作戦がスタートした。