「なー早くしろよぉー」
玄関から令が叫ぶ。
うるさいなぁ、女子にはやることが沢山あるんだっての。
前学校でも使っていたリュックを背負って慌ただしく階段を降りる。
「学校行くだけなのに、そんなお洒落して」
令は不服そうにブツブツつぶやく。
「大事なの!・・・あれ?令自転車なの?」
「おおー、めんどくさい距離だからな」
するとおばあちゃんが洗濯物を持って見送りに来てくれる
「七瀬の自転車もあるよ?でも、慣れてからにしなさいね」
「うん。ありがとう」
越してきたばかりはぎこちなかった私とおばあちゃんだが、今ではすっかり仲良しだ。
玄関から令が叫ぶ。
うるさいなぁ、女子にはやることが沢山あるんだっての。
前学校でも使っていたリュックを背負って慌ただしく階段を降りる。
「学校行くだけなのに、そんなお洒落して」
令は不服そうにブツブツつぶやく。
「大事なの!・・・あれ?令自転車なの?」
「おおー、めんどくさい距離だからな」
するとおばあちゃんが洗濯物を持って見送りに来てくれる
「七瀬の自転車もあるよ?でも、慣れてからにしなさいね」
「うん。ありがとう」
越してきたばかりはぎこちなかった私とおばあちゃんだが、今ではすっかり仲良しだ。

