光流「じゃあ明日は頑張んないとね」

美鈴「だね」

奏汰「よし!じゃあ帰るか」

夢華「うん!」

そして私達はそれぞれの家に帰って行った

「「ただいまー」」

私達は家に入るとリビングからお母さんが出てきて笑顔でおかえりと言ってくれた

そして私と夢叶はリビングには行かずリビングの向かいの部屋に入った

そこにはね
お姉ちゃんがいるの

私と夢叶はお姉ちゃんの写真の前に座り線香を立てた

夢華「お姉ちゃんただいま」

夢叶「姉貴…ただいま」

私達は目を瞑った

私はお姉ちゃんのことは全然覚えていない

それもそうだ

お姉ちゃんがこの世界を絶ったのは私たちが生まれてすぐのことだと言っていたから

だからお姉ちゃんがどんな人だったのか私達は知らない

でも前にお姉ちゃんってどんな人だったの?って聞いたことがある

そしたらお母さんは悲しそうな目をしながら空を見て

『美遥はすごく優しくて、明るくて、すごくいい子だったわ…』

そう言ったんだ