隆平「そんなの…本当に俺がしたからだよ」

私達は黙って二人のやり取りを見ていた

彩愛「うそ…私知ってるよ?隆平は嘘をつく時自分の髪を触りながら話すってこと」

彩愛さんにそう言われて隆平さんはバツ悪そうに顔を逸らした

隆平「…否定しても誰も信じてくれねぇじゃん…」

隆平さんは小さい声でそう言った

彩愛「隆平…」

隆平「母さんだってさ…俺の話も聞かずに校長にすぐに頭下げて俺のこと信じてくれねぇし…」

隆平さんは泣きそうになりながらそう呟いた

夢叶「ちょっといいか?」

そこに夢叶が割って入った