〜2時間後〜

夢華「つ、つかれた…」

私達はリストに書いてある
ドカンや鎌形ベーカリーや商店街の魚屋さんに

行ってみたけど案の定ゆきはいなかった

奏汰「いないなー…」

夢華「もう、暗くなってきちゃったね…」

奏汰「うげっ…もう、6時だぜ?」

奏汰に言われてスマホを見ると丁度6時ピッタリになっていた

夢華「でも、あとここだけだから頑張ろ」

私達は川原に降りていってゆきを探した

夢華「ゆきー?出てきて〜!」

奏汰「ゆきー!」

その時
ポツポツポツ

夢華「え?うそ!雨降ってきた」

ザザァ

奏汰「っ…夢華一旦今日は終わりにしようDREAMに戻るぞ」

そう言われて腕を引っ張られたが私は立ち止まったまんま動かない

奏汰「夢華?何やってんだよ風引くぞ」

夢華「…だ…」

私は下を向いて小声でそう言った

奏汰「え?」

夢華「やだ…もしかしたら、ゆきはこの雨で死んじゃうかもしれないじゃん!早く見つけてあげないと!!!!!」