夢華「おまたせ!」

私的になかなか似てると思うんだよね

千春「すごい…私が二人いるみたい」

夢叶「よし、じゃあ夢華はこれを付けろ」

そう言われて渡されたのは耳にはめるイヤホン型の通信機だった

夢叶「これで遠くにいても話が出来る」

夢華「わかったじゃあ行ってくるね」

私が扉を開けようとした時

奏汰「夢華!」

夢華「ん?」

奏汰「危なくなったらすぐ言えよ?すぐ助けに行くから」

奏汰はいつになく真剣な顔をしていたので少し胸が熱くなった

夢華「わかった!行ってきます」


そう言って私は外に出て千春さんの言う通りの道を歩いた

そして…
5分くらい歩いた時

スタスタスタピタッ
私は少し歩いて立ち止まった
すると後ろから

スタスタスタピタッ

誰かが付いてきてる

私は奏汰に
夢華「誰かが付いてきてる…多分犯人だわ」

小さい声でそう言った

奏汰は了解と返してきた