今まで記念日に興味の無い僕はお祝いをしたことがなかった だから今日は香澄に我慢させていた分だけ沢山お祝いしたい 「香澄、これからも僕と永遠にいてほしい」 「え、それって…」 僕はポケットの中に入れていた小さい箱を取り出して香澄に見せた 「多分サイズは合ってると思う」 照れながらも香澄の右手の薬指に指輪をはめた