「ここの世界にいるからだめなんだ」 僕は彼女の腕を引っ張り岬の崖から海へと飛び降りた 「っ、ぃやだ!どうして?!」 「ねぇ、桑の実のもう一つの花言葉教えてあげるよ」 香澄を抱きしめながら囁く 『ともに死のう』