忘れられない恋愛事件簿

アイツが手を引っ張って私を外に連れ出した。
怖くて抵抗できない。
ぐいぐい引っ張られそのまま歩道を歩いてく感じで。
もう、いちかばちか。
別れて欲しい。気持ちが重すぎて私には無理。受け止めらんないよ。
そう話した瞬間アイツの顔が見たことないくらい怖い顔になり、アイツの大きなあったかかった手が私の頬を力一杯なぐってきた。
え！なぐられた?それもまた私が逃げようとしたら手を引っ張ってきてまたもう一回頬を思いっきり殴られて。
私は抵抗できなくて。そんな状況ん中でアイツは私にキスしてきて。
ごめん、ごめんって謝ってくるし。
もう頭がおかしくなりかけて慌てて隙を見て教習所で待ち合わせした親友に助けを求めた。
親友が顔を見るなりびっくりしてた。
ぶたれた顔があまりに強い力でたたかれたから腫れてたらしく。