「女神様!お願いがあります」
僕は女神様の前に座り頭を下げて女神様に頼みかけた
すると女神様は振り返り
僕の前にゆっくりと近づき腰を下ろした
「どーしたのですか?」
「はい、僕に人間界へ降りる許可をいただけないでしょうか」
女神様は少し驚いた顔をして
ニコリと笑った
「そうですか、いつか言われるのではないかと思っておりましたよ
あなたはいつも鏡で人間界を眺めていますものね
いいでしょう」