部屋の中はとても騒がしかった。

土方は総司を追いかけまわし、原田と永倉と藤堂の三馬鹿は明蘭に未来の事をしつこく聞いいた。

すると痺れを切らした明蘭が低い声で

明「少しは黙れないのか‼︎」

明蘭がそう言った瞬間部屋が鎮まり返った。

近「そうだ桜葉君の言う通りだ。桜葉君帰るところはあるかい⁇」

明「ありません。」

近「では、此処に住むといい‼︎」

明.土「はぁ⁉︎」

土「でも近藤さん…」

近「女子を一人で野宿させる訳にはいかないだろ。」

土「わかったよ。それで桜葉の部屋はどうするんだ。この屯所には空き部屋がもうねぇぞ。」

近「あっ。桜葉君,だれかと相部屋でもいいかい⁇」

明蘭「はい。」

沖「じゃあ。僕の部屋に来ればいいよ。」

近「それでも良いかい⁇」

明「はい。」

土「じゃあ今日はもうこれで解散だ。桜葉の処遇についてはまた後日つたえる。」

沖「じゃあ明蘭ちゃん行こう♪」

明「はい。」

明『なんで下の名前を…』

沖「早く着いてきてよ。」

明「あ、はい。」