丞と話を終えた明蘭は静かに布団に戻った。

明『私は此処に居てもいいのかな。丞の言ってた通り、此処の人達は優しい。でも信じれば信じるほど,裏切られた時苦しくなる。でも,このままだったら前に進まないから,信じてみよう。新選組,壬生浪士組のみんなを。』

明日からの目標を密かに決め、明蘭は眠りに落ちた。


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朝、目が覚めるとそこには美しい顔がどアップであった。

明「うわぁ‼︎…び、びっくりした。」

沖「うぅぅん…うるさいですよ〜。」

明「す、すみません。」

沖「もう朝ですか。」

沖田は伸びをしてあくびしていた。するとその時

ダッダッダッ…スパンッ

土「いつまで寝てんだ‼︎とっとと着替えて俺の部屋に来い‼︎分かったか‼︎」

明「へ、あ、はい。」

あまりの迫力に明蘭も驚いている。

沖「朝から五月蠅いですね。」

土「つべこべ言ってないで早く来いよ‼︎」

スパンッ‼︎

沖「遅れるとまた五月蠅いですから着替えて早く行きますか。」

明「はい。あ、でも私は何を着ればいいんですか?」

沖「取り敢えず今は、僕の使い古しでもいいかな⁇」

明「はい。ありがとうございます。」

沖「じゃあ僕が先に着替えるから縁側で待っといてくれるかな。」

明「はい。」

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スッ…

沖「もういいよ。じゃあ着替えは中に入れてるからそれを使ってね。僕は此処で待ってますから。」

明「あ、あの…着方がわかりません。」

沖「え、えぇ⁉︎…分かりましたちょと待ってて下さい。」

そう言って沖田は何処かへ行ってしまった。

沖「連れて来たよ。」

明「⁇…丞⁇」

丞「あぁ、おはよう‼︎」

沖『いつから名前で呼ぶようになったんだろう⁇』

沖「山崎君に着せてもらってね。」

明「はい。分かりました。」

丞「ほな、早よ着替えようか。」

そしてあっという間に、着替え終わった。

明「沖田さん出来ました。」

沖「うん。じゃあ行こうか。」