ずっと恨んでいた。 でも、本当に恨んでいたのは 葵ではなく、 無力で、 葵に八つ当たりをしてばかりの アタシ自身だった。 でも、 そんなアタシに、葵は 真っ直ぐに愛をぶつけてくれた。 まだうまくは表現出来ない、愛。 でも、なっちゃん。 アタシ、愛が何だか分かった気がする。 愛は、 丸でもあり、四角でもあり、ハートでもあ る。 遠回りも近道も、坂道もトンネルもある。 でも、 その先には必ず 愛する人が待ってる。 これは、 寂しがり屋の女の子と 罪悪感に苛まれていた男の子の 恋の話。