「寝すぎちゃってさ、たぶん寝ぼけてたんだよ」


俺の言葉に頷きながら、


「それならいいけど、、、疲れてるんじゃない?私、、、星川君がなんだか、、、心配で、、、」


上目遣いでまっすぐに俺を見る目。


うざい、、、、この子も、、、。


きっと俺のことが好きとかそんなことだろうな。


「星川君、今度一緒に、、、」


「あ、悪いっ、俺ちょっと時間ねぇから」


名前すら覚えてない子。


ただ、席が隣ってだけの子。


そんな子の誘いなんか聞きたくない。