マンションの近くの病院から出された

解熱剤を1日に朝夕 2回飲んでいた



「そりゃ胃潰瘍になるわな」



康太が呆れ顔

美味しいお粥の店に、皆で行くことに


お粥を食べて、薬を飲む


康太が語り始めた


「理江って昔から、自己管理出来ないよな
理央は、まわりが世話やくけど
理江には、俺がついてないとって思ってた
なのに… 
理江が熱あるとか全然わからなかった
俺じゃダメだと気がついた
理江、彼氏作れ!俺も、彼女作る!」


脱!幼なじみ!宣言



「私…康太がいないと……
逆にストレスなんだけど」


皆の視線が痛い


「でも…康太が今まで恋した人と上手くいかなかった原因が、私だなんて
申し訳なくて… ごめん…
私みたいなのを好きって言ってくれる人が
奇跡的に2人も現れたから
私も康太離れするよ!私…恋してみたい!」


西田君が私の手をとり

「しましょう!!」


室長が、私の肩を抱き

「川谷、結婚しよう」  



大きなため息の後、タニちゃんが口を開く


「鈴木課長で免疫が出来てるから
課長って、ドキドキしてないですよね?」

「え…」


そう、西田君の大きな手も
若いからスベスベねって、思うくらい

室長に肩を抱かれても
康太よりガッチリしてるなぁ…くらい



「まず、2人とも幼なじみ離れですね!」




「「 ハイ 」」