物が散乱している病室。 転がっている花瓶に花の周りに水溜りが出来ている。 床にしゃがみこんだまま泣きじゃくる雛乃。 『章大が死んだんは事故のせい そんなん分かってる…分かってる…。 けど この感情を抑えられひん。 当たり前のように隣にいたから… 笑ってたのに 今は 独りぼっち。 うちの隣にはもう章大はおらへん。』