大きすぎる恋心。



私は助手席に乗った。


先生が私の膝に自分のバッグをポンッと置いて、


「音は俺のバッグ持ってて。」


そう言われて、ショックだった気持ちが少し薄れた気がした。






しかし学校に着いた時、
私と先生は些細なことで言い合いになってしまい、
その勢いで

「迎え来るって言ったのに来なかったじゃん!!!」

と、先生に向かって言ってしまった。