私に気付いた先生は、 「お疲れ」と私に一言だけ声をかけ、 外部コーチと楽しそうに、また話し始めた。 先生が来てくれなかったことが私は何だか寂しくて、 その上かけられた言葉が「お疲れ」の一言だけで、 更にショックを受けてしまった。 市体の帰りは先生がマネージャーだけ車で学校まで送ってくれた。