そう言って悠花と別れ、私はまた歩き始めた。








「送るよ。」


後ろから声がしたので振り向くと本石先生がいた。


「大丈夫です。バスで帰ります(笑)」


「良いよ、送る。」







(私の家遠いのにな… でも先生とまだ一緒にいたいな...)



私は先生の言葉に甘えて送ってもらうことにした。