高校2年生の春。新学期が始まった。
もうすぐ私達の高校に入学してくる新入生のために、
運動部で入学式の会場設営をしていた。
私は今坂 音。
バドミントン部のマネージャー。
新入生席、保護者席、職員席。
決められた数の椅子をメジャーを使いながらミリ単位でズレないように
並べていく。
ふと横を見ると見覚えのない顔の若い男性がいた。
(前からいたっけ...?)
顔はどちらかというと童顔で身長もそれほど高いというわけではない。
生徒だと言われると見えなくもない。
(転校生?)
そう思いながらも着々と椅子を並べて会場設営はようやく終わった。
もうすぐ私達の高校に入学してくる新入生のために、
運動部で入学式の会場設営をしていた。
私は今坂 音。
バドミントン部のマネージャー。
新入生席、保護者席、職員席。
決められた数の椅子をメジャーを使いながらミリ単位でズレないように
並べていく。
ふと横を見ると見覚えのない顔の若い男性がいた。
(前からいたっけ...?)
顔はどちらかというと童顔で身長もそれほど高いというわけではない。
生徒だと言われると見えなくもない。
(転校生?)
そう思いながらも着々と椅子を並べて会場設営はようやく終わった。
