愛が芽生える場所

うちに来たらママにバレちゃうのは分かってたけど、別にどうしても隠しておきたいわけじゃないからいいよね!

「おう!鈴美ちゃんのお家楽しみにしとくぜ。あ、送るよ?」

「大丈夫ですよ!ここから5分もあれば着きますし、いつも歩いてますから!」

「だめだ。俺が送るっつってんだから黙って送られてろ」

なんでこういう時だけ厳しいんですか!?

って思ったけど、先輩の優しさなんだろうなって思ったら言えなかった。

「じゃあ、お言葉に甘えて」

「そうだよ。鈴美ちゃんは女の子なんだからね?」

「…すみません。」

「謝るとこじゃなくない?」

あははは!って二人で笑いながら歩いて、すぐにお家。

「ありがとうございました!さようなら!」

「今日は楽しかったよ。バイバイ。」

ちゅっ。

バイバイの口付けってやつをされちゃった。