愛が芽生える場所

とはいえ、座ってたのに立たせる方が申しわけなくて、俺は座わらせてもらい、その隣佐に田さんが座るように言った。

「狭いよな。わりぃな…」

「大丈夫です!」

ああ…この笑顔、まじ癒しなんだよぁ…しかも天使…

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これが俺が高校に入ってから佐田さんを知るきっかけだった。

それからは毎朝隣に座っている。

隣なんだから話しかけられれば一番嬉しい。

だが、そんな勇気はなく俺は話しかけられずにいた。