あの日も、今日と同じで 雲ひとつない青空だった 俺は、天を仰ぎながら、亜美お前の事を思い出している 「慎二さん、ごめんなさいね、あの子の葬儀に来てくれて」 「いえ、亜美には悪いことをしたと今更謝罪すらできない今 最後の夫らしい見せかけを・・・俺こそ、亜美には悪いことを」と亜美の両親に頭を下げた そう俺は今亜美の葬儀に来た 俺が殺したのも同じだ 俺の知らない所であいつに