君のために甘いスイーツを作ります。


生地をもう1度流し込む。


今度はちゃんと量を確認したので問題ない。


ぷくぷくしてきた頃合を見て宮野くんはフライ返しを私に渡した。


そしてなんと、握った私の手の上から、手を重ねて握ってきた。


「み、宮野くん!?」


触れられた手が熱を帯びているのが感じられる。


は、恥ずかしい!


おそらく真っ赤だろう、顔がバレないように少し俯きながら宮野くんの動きに合わせて、ホットケーキはひっくり返った。