私たちがこんな関係になったのは、
一か月前からだった。
高校に入学してからできた友達と
カラオケにいた時、
知らない番号から電話がかかってきた。
最初は遊んでる最中だし
無視しようとも思ったけど。
ネットで注文している
代引の電話とかだったら
嫌だなって思って出たことから始まった。
「おぉー優亜!久しぶりぃー♪
いまなにしてる?」
カラオケの個室から出て
電話に出ると、カラオケに来ている
自分よりテンションの高い男子の声。
電話の相手は
中学の時よく遊んでいた男子からだった。
カラオケにいると話すと、
電話の奥でがやがやと数人の声がする。
きっと大人数で遊んでるんだろう。
「いまから星ん家来ない?」
星。
セイ。
ー木崎 星 (キザキ セイ)
私がずっと気になってた人。
中学3年間、ずっと見てた人。
別に付き合っていたとかじゃない。
だけど、私の目は彼を追っていた。

