「でも私にはやらなきゃいけない事があるから」


さくらの声が変わった事に反応し愛理はとっさに振り返ると、既にさくらの目は「殺し屋」の目になっていた。




「…私と優馬は…生きる世界が違う」


愛理はさくらの姿を見ているのが辛かった。

同時に自分自身の無力さが悔しかった。