その日の帰り道は、
異常に明るく振る舞う優馬
ただ黙り込んでいるさくらという、いつもの心から楽しいと思えるムードでは無かった。


「それじゃあ…またなッ!」


「おぅ!またね〜」

「…また…ね」


それだけ告げると
優馬は走って帰って行った。




突然の優馬からの告白

さくらの心には

まだ何か引っ掛かっていた。