俺様なキミに夢中

《望羽side》


4月13日。今日から高校2年生。

私は大好きな親友の乃愛ちゃんと登校中。

「乃愛ちゃん!どうしよう!!緊張する!」

「今さら緊張したって結果は変わらないでしょ。」


「そうだけど〜!」


わーん。乃愛ちゃん冷たい。


クラス発表があるって言うのに乃愛ちゃんはいつも通り。


私は乃愛ちゃんと一緒になりたくて神社までお参りに行ったくらいなのに…!!


「乃愛ちゃんとクラス離れたら生きていけない…」


「大げさ。」


そんな他愛もない話をしていると学校までの道のりはあっという間。

すでに昇降口はたくさんの人で溢れかえっていた。

「もう貼り出されてる!どうしよう…!」


き、緊張が…!


「望羽うるさい。はやく見に行くよ。」

どんどん人混みに入っていく乃愛ちゃん。

あっという間に姿が見えなくなった。

「えぇ?!乃愛ちゃんすごい…。」

私も早く見に行こう…!


150cmの小さい身長が大っ嫌いだけどこういう時には役に立つ。


人の間を抜けてなんとか一番前まできた。


「中島…中島…中島……」


自分の名前をさがしていると隣から乃愛ちゃんの声。


「望羽3組だよ。」


え、、、


「なんで言っちゃうの!!私の緊張返せ!!」


乃愛ちゃんのばか!!!


「ちなみに私も3組。」


「ほんと?!うれしい〜〜♡」


ぎゅ〜っと乃愛ちゃんに抱きついた。


「望羽ってほんと単純(笑)」


単純だってなんだって乃愛ちゃんと一緒ならなんでもいい!


「乃愛ちゃんはやくはやく!!」


一気に楽しみになり、乃愛ちゃんの腕を引っ張る。


「はいはい」


私たちはまた他愛もない話をしながら教室まで向かった。