~草太side~

「新学期早々遅刻とかマジでありえねぇ。」

『そーちゃーん!!』
叫びながら走ってくる遅刻魔は俺の幼なじみであり好きな人である星乃

こいつはマジで変人だ。

星座の事を話だしたら止まらない。


その上夜中2時に天体観測の為だけに人を起こすようなやつだ。

俺がそんな星乃と出会ったのは4歳の時。
家の都合で引っ越してきた俺は星乃の家の隣に引っ越してきた。


親が仲良くなって気づいたらずっと一緒。

高校も俺が行く所を探って一緒にしようとする始末。

そんな星乃を見てると胸がキュンってなって気づいたら好きになってた。