春の約束

「好きだよ。」

そう、幼なじみのこたくんが耳元で優しく囁くものだか

ら、私はついその綺麗な声に酔ってしまったのだ。

私は、

「私も!」

と、言ってしまった。大好きな人がいたのに。けど、案外

私はその間違いに早めに気づけていたらしい。

こたくんが、私にキスをした。その瞬間思ったのだ。

この人じゃない。

私は、あの人が好きだった。