秘密の恋をします

_奏汰side_

俺は屋上で寝てた。

……なんでかって??

早めに学校ついたから。

昼寝?ってゆーか、朝寝?

そこに突然女が現れた。

俺には気づいてない様子

そしたら突然歌い出した。

おぉ。上手い。。

てか、歌声がioriに似てる。

あ、結構ニ○ニ○とか見ます。はい。

黒髪で黒縁メガネ。前髪で目が微妙に隠れてる。

地味に見えるってよく言われるけど

ほんとその通り。

でも2重ってことが取り柄かな。

あ、じゃなくて、

ほんとにioriか?

だとしたら嬉しい。

んー。どーやって確かめるか。

……名前呼んでみるとか?

一か八かやな。

「Iori!!」

_ビクッ

お、反応した。

「へ?え?な、なん、」

戸惑ってるw

「やっぱ…iori?」

「ち、違いますよぉ」

嘘がへたか

「僕、ファンなんです」

「え!うれし………そ、そーなんですね?」

素直かw

「認めたらどーですか?」

多分、センパイ。
上履きからして、

うちの学校は上履きで学年が分かる。

赤→1年
緑→2年
青→3年

この人は緑だから、2年。
俺は1年。

「……なんで、わかったんですか?」

「まぁ。毎日のように聴いてますから」

「そ、そんな///」

「認めますか?」

「…認めます。が!!」

「が?」

「ヒミツにしておいて下さい」

ふむ。

「いいですよ?」

「ほ、ほんと?!」

「はい、ヒミツにするのはいいんですけどー」

「け、けど…?」

このチャンスは逃さない。

絶対に俺のものにする。

「僕の、彼女になってくれますか?」