2人でジムでのデートから1夜あけて忙しく仕事をこなしているうちに湊から呼ばれた。


     なんだろう? 私は不意に嫌な予感がした。


     陽菜、すまない、この会社もうダメかもしれない。


     突然の一言目に私は頭が真っ白になった。


       そして気がついたらオフィスのソファで横になっていた。 
 
      あっ、私、気を失ってしまったんだ、それよりこの会社がダメかもってどういうことなんだろ?



      起きた?ごめんな、実は俺の会社、大手の総合商社の傘下にくだることになったんだ、それにともなって俺は役員に就任することになったけど、数名の精鋭の従業員しか連れていけないんだ。


      だから陽菜には悪いけど、俺の妻としてプライベートを一緒に人生を歩んでくれないか。


      陽菜、絶対幸せにします、結婚してください。



         まさかのプロポーズに驚いたけど、とても嬉しかった。




      私の恋は叶った、しかも最高のカタチで。    








                         fin