「朝食でございます」





その声を聞くまでは。







あの少年の声じゃなかった







また、女性の声に戻っていた





愛は愕然とする。






どこへ行ったの、少年




あの少年は








私に世界を


光を




美しさを教えてくれた少年。










愕然としながらも、ゆっくり部屋を動くために荷物の整理を始めた。