その日は変わらない 毎日
医者が長年好きだった相手の病気を治す映画の話をしていた

ﾏｶは前よりお喋りになった

ｱｸｾｻﾘｰもまだ小さく居座っている

それをみてﾏｶはにっこり笑った


ちょっと、急用。郵便局いってくるわ。

そうﾕｰｽｹさんは色々抱えてﾊﾞﾀﾊﾞﾀと出ていった

いってらっしゃい
と言ってﾏｶは一人になった

ｱｸｾｻﾘｰを眺めていたら

女のお客さんがわいわい三人騒がしく入ってきた

いらっしゃい。

と言うと

そこには
同級生だった人達が居た。
あ
と目が合い

ひさしぶりー！
と近寄ってきた

みなちゃん、、、久しぶりだね。

ﾏｶなにやってるの？こんなとこで。素敵なお店ね。

あなたに似合わないけど。
そう笑った。みなちゃんは人をばかにする言葉を口にする。私が好きと言ったものは嫌いと言うし、嫌いと言えば好きという。

私はみなちゃんが大嫌いだった。

ﾏｶって変な名前だよね。

本当はまったく愛想笑いなんてしたくない

ﾏｶﾛﾝとかお母さん頭、平気？

心を殴られた

つか髪似合ってないよ

やめて

やめて
心が叫ぶ 痛いからもうやめて

笑い声が店をいっぱいにした

少しの勇気を振り絞って俯いた彼女は踏み出した