「おい、邪魔だ」
背後から聴き慣れた声。
私の大好きな声だ。
「黒瀬君……!ご、ごめん!」
今更だけど、私達は門のど真ん中に突っ立っていた。
人がいないとはいえ、迷惑極まりない。
黒瀬君は私と里紅君の間を通っていく。
「君が黒瀬君か……」
「そうだけど?」
里紅君は面白そうに黒瀬君に視線を向けた。
「絶対に負けないから」
「は?何が?」
「その内分かるよ。それじゃ!今日は退散するとしよう」
里紅君は物凄い速さで走っていった。
悪役じみたセリフを残しながら。
里紅君は堂々と宣戦布告したけど、黒瀬君はさっぱり分からないって顔してるなぁ~。
私のせいで黒瀬君が勝手に巻き込まれちゃったよ……ごめんね……
「俺、あいつ苦手だわ」
「うん、私も」
里紅君が帰ってくれたおかげで、黒瀬君と帰るチャンスができた。
終始無言だったけど!!
背後から聴き慣れた声。
私の大好きな声だ。
「黒瀬君……!ご、ごめん!」
今更だけど、私達は門のど真ん中に突っ立っていた。
人がいないとはいえ、迷惑極まりない。
黒瀬君は私と里紅君の間を通っていく。
「君が黒瀬君か……」
「そうだけど?」
里紅君は面白そうに黒瀬君に視線を向けた。
「絶対に負けないから」
「は?何が?」
「その内分かるよ。それじゃ!今日は退散するとしよう」
里紅君は物凄い速さで走っていった。
悪役じみたセリフを残しながら。
里紅君は堂々と宣戦布告したけど、黒瀬君はさっぱり分からないって顔してるなぁ~。
私のせいで黒瀬君が勝手に巻き込まれちゃったよ……ごめんね……
「俺、あいつ苦手だわ」
「うん、私も」
里紅君が帰ってくれたおかげで、黒瀬君と帰るチャンスができた。
終始無言だったけど!!
