2回ボタンを押して、2つ出てきたのを大ちゃんに渡した。


「千尋ちゃん、少し飲み物飲みな」



「うん…」

熱中症にならないようにかな?

大ちゃんに言われて、買ったばかりのポカリを飲んだ。


「よし、そろそろ戻ろうか」



「うん!」


「よいしょっ」

飲み物が沢山入った保冷バック重そう…


「大ちゃん、私が持つよ」



「千尋ちゃんには無理だよ…さすがに」



「じゃあ2人で持つ!!」


片方の持ち手を持って、大ちゃんにもう片方の持ち手を持って貰った。

本当に重いや…

1人で行かなくて良かった…


皆が居るところに戻ると

「千尋ー、買って来てくれてありがとー」

次々と皆に囲まれた。


「お金何円だった?」



「あー忘れたから100円でいいよ」



「えー…じゃあ今度なんか奢るね」



「ありがとう」