年上彼氏はクリニックの先生

大ちゃんは立って楽しそうに試合を見ている。


「千尋って本当に運動得意だよね」



「いやいや、理沙の方が得意じゃん」



「そんなこと無いよ」

謙遜してるんだから。

理沙が運動得意なことなんて昔から知ってるんだからね!!


「てか千尋、顔赤くない?」



「ん?そうかな?日焼けしてるせいだよきっと。それにさっきまで運動してたからだよ」



「そう…それならいいんだけど。日焼け止めちゃんと塗った?」



「うん。勿論だよ」



「ちょっとおでこ出して」



「えっ嫌だよ!?汗かいてるもん」



「じゃあ汗拭いて」



「はい…」

理沙に手渡された汗ふきシートでおでこを拭いた。


ペチッ

「ふぇっ!?」

突然おでこに、理沙の掌が当たって、いい音が鳴った。


「あぁごめん。勢い強かったわ」



「ビックリしたよ…」

心臓止まるかと思った。
「……千尋熱ある?」