年上彼氏はクリニックの先生


ベッドからおりると、またふらっとして床にしゃがみ込んだ。

そしてそのまま体の力が抜けて

倒れるっ……



……あれ?

「ったく、大人しくしてろよ」


倒れる寸前で先生が受け止めてくれて

ベッドに戻された。


「とにかく採血は今日するから」



「やだっ」



「痛くないようにするから……な?」



「先生、準備出来ましたよ」



「じゃあ千尋の事抑えといて下さい。暴れるかもしれないんで」



「千尋ちゃん、ちょっと我慢してね?」


横になったままだと逃げづらい。

起き上がろうとすると、歌織さんにガッチリ抑えられて動けない…


「すぐ終わるから」



「嫌だー!!」

右腕のワイシャツを捲られて腕を消毒された。

「ちょっと痛いかもだけど我慢してね」



「っ痛い痛い…早く外して」



「もう少しだから」



「痛い…グスッ」

そして叫びすぎて気持ち悪い…

頭痛い……