「千尋、ほら海入るんでしょ?早く行こう」



「あっうん」

男の子に軽く頭を下げて、浮き輪を持って理央君と海に入った。

海冷たくて気持ち〜



パチャパチャと水遊びして楽しんでいると


「千尋俺もう限界だわ」



「えっ!?具合悪いの?」



「違うよ、何その水着……反則でしょ…」



「えっ、変だった?似合ってない?」



「違くて、スゲー可愛いし今すぐ食べちゃいたい」

食べちゃいたい?

私食べ物じゃないよ?もしかして、食べ足りなかったのかな?


「お腹空いてるなら「千尋の事が好きって事」



「あー!!千尋の事が好き!そういう事ね!!……えっ??千尋の事が好き??」



「うん。俺は千尋の事が大好きなの」


これって告白??されてる感じですか?

頭が追いつかない。

「つまりこういう事」