「お腹も満たされたしそろそろ海入る?」



「うん!!」



「じゃあ浮き輪持っていかないとね」

理央君が浮き輪を持ってくれて、一緒に海の方に行くと秀さん達が女子にマークされていた。

囲まれ過ぎ…

楓さんと、大ちゃんの周りにクラスの女子達が集まっていた。

「はい浮き輪装着〜」

だけど理央君は全く気にしてないらしい。



「そういえばパーカー脱がないの?」



「理央君だって脱いでないじゃん」



「俺は良いんだよ」



「えー、じゃあ私も着たままで」



「水着見えないじゃん」



「見えるじゃん。ほら、スカート」



「千尋パーカー脱いじゃいなよ」

理沙が突然後ろから現れた。


「えー、やだよ」